メディカルデザインのシンポジウムを行ないました
| 固定リンク 投稿者: kazu
医療の教育と実務には、解剖学などの医学の基礎から、手術や医療機器の使い方など、視覚情報が重要です。 レオナルド・ダビンチはじめ、古くから医学と美術は密接な関係があります。
今日は臨床工学科の篠原が世話役として、メディカルデザインのシンポジウムを開催しました。医学系の教科書で、数多くのイラストを描かれたメディカルイラストレーションの大家、先端画像解析技術のスポーツ医学への応用、先進医療に必須の画像解析の専門家など様々な領域の発表がありました。
本学からは、障がいを抱えた方にお化粧を通じて心身双方の回復をめざすメイクアップ・リハビリテーションの第一人者 石橋先生(作業療法学科)と、臨床工学科の篠原が発表。
篠原は、ここ30年間のコンピュータ外科学の進歩を支えた様々な工学技術の進歩とともに、医学教育では古くからのイラストも不変の重要性を持っていることをお話ししました。先進技術と伝統的なアートは、時代の変化に応じた共存が可能ですし必要です。
私どもの臨床工学科では、患者さんと医療機器・先進医療を優しく仲立ちする臨床工学技士とともに、人間に優しい先端医療の進歩に貢献する人材を養成します。
「デザイン「バイオ」」「コンピューターサイエンス」「メディア」「工学」などの専門家が学内に集まる東京工科大学臨床工学科に是非ともお越しください。