臨床工学技士は命を支える医療機器を操作する仕事です。
| 固定リンク 投稿者: kazu
臨床工学技士の仕事は、人工透析装置・人工心肺装置・人工呼吸器など、患者さんの生命を直接支える重要な医療機器の操作と保守点検がメインです。
人工透析を必要とする患者さんは一日おきに3,4時間、人工透析を行ないますが、針の抜き差しから人工透析装置の操作まで、直接担当するのが臨床工学技士です。(もちろん医師や看護師とチームを組みます。)
心臓外科手術で心臓の内部を安全に手術できるのは、心臓を止めている間、心臓と呼吸を肩代わりする人工心肺装置のおかげです。今日では人工心肺の操作はほぼ100%臨床工学技士が担当するようになりました。
心臓外科手術で心臓の内部を安全に手術できるのは、心臓を止めている間、心臓と呼吸を肩代わりする人工心肺装置のおかげです。今日では人工心肺の操作はほぼ100%臨床工学技士が担当するようになりました。
我が国では心臓移植が必要な患者さんの9割以上が、補助人工心臓の助けを借りながら二年近く待機しています。補助人工心臓の管理も臨床工学技士の大事な役目となりました。
これは、ある女子学生さんが補助人工心臓についてのレポートに添えてくれた判り易いイラストです。

彼女も現在は卒業して、臨床工学技士として第一線の病院で、患者さんの命を支えています。 楽しく充実した実習や講義を通じて、命を支えるプロになることができるのが、わたくしども東京工科大学臨床工学科です。